コラム: 1 今どき言葉と今どき表現に注意
多くの先生方は「今どき言葉」と「今どき表現」にウンザリしています。
「もっとも許しがたい今どき言葉」と「避けるべき今どき表現」を挙げてみます。明らかに使い方が間違っているものも含みます。
【もっとも許しがたい今どき言葉】
ウザい、ヤバイ、ハンパない、ありえない、~的、メチャ、~みたいな、やっぱ、むりー、~ってゆーか、~って感じ、マジっすか、 ぶっちゃけ
どうでしょうか? 当然MR活動で使うはずもない言葉ですが、緊張が緩むと思わず口にしていませんか?
【 避けるべき「今どき表現」】
「私的には問題ないと思います」
「ご依頼の文献のほうをお持ちしました」
「来週の木曜日とかご予定ありますでしょうか?」
「よろしいですかぁ~」「ですからぁ~」
このような表現は無意識のうちに使っているのではないでしょうか?
「口ぐせ」は無意識に出るものです。無意識が怖いのです。
先生は「今どき言葉」「今どき表現」を非常に不愉快に感じています。許しがたいと思っています。MRの説明を真剣に聞いてあげようとしているにもかかわらず「今どき表現」をされると、表現が気になって集中できないのです。
先生はMRに知識だけでなく、礼節や品格も求めているのです。もしMRに「マジっすか?」とか「先生それはありえないです」と言われたら、即刻出入り禁止にしたいくらい腹立たしいものなのです。
言葉づかい、服装、髪型など、自分の「外見」が先生にどう受けとめられているか、先生の立場で考えてください。
MRが扱うものは人の生命に関わる医薬品です。「MRの品格」を十分に意識してください。
先輩MRも使う口ぐせ
- 「いや、先生のご指摘どおりです」→(肯定するのに「いや」は要らない)
- 「ですから、来週伺いたいと思います」→(ですから=まだ分からないのですか)
- 「午前中に会社を出(ら)れます」→(ら抜きことばを嫌う先生も多いです)
- 「来週なんかいかがでしょう」→(軽視していると解釈されます)