あとがき
新人MRとしての一年間は、あなたの人生にとってかけがえのない経験ができる一年間になるはずです。
学生から社会人へと大きな環境の変化に加え、皆さんにはMRになるために越えなくてはならないハードルがいくつもあります。
導入教育では、MRとして最低限の医学・薬学知識を修得するために、膨大な勉強量を求められます。実地研修後には先輩MRから得意先を引き継いで、初めて「責任」を持つことになります。これは新人MRにとって大きなプレッシャーになります。
新人MRとしての一年間は、あれこれ考えている暇もなく追われる日々が続くはずです。余裕などまったくありません。しかし、この「余裕のない日々」があなたを大きく成長させているのです。もし一年後に自分を振り返ることがあるならば、その成長を必ず実感できるはずです。
医療に関わる仕事であるがゆえに求められるものも大きいですが、MRという仕事の充実感や達成感を必ず感じとれる時が来るはずです。何より、人の命に関わっている「MRとしての誇り」が2年目からのMR活動にとって大きな糧になります。
MRとしての誇りを持ち、輝ける人生を切り開いてください。